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お茶と健康

お茶と健康

【1】緑茶の栄養素

「朝茶は、三里帰っても飲め」ということわざがあります。
お茶を飲まずにでかけてしまっても、わざわざ戻ってきて飲むほどの価値があるという意味です。
緑茶には健康に役立つ栄養素がたくさん含まれています。

(カテキン)

細胞のサビを防いで成人病を予防する効果があります。

虫歯を防ぐ働きがあります。

(ビタミンC)

風邪や花粉症の免疫力を助けます。

肌荒れを防ぎ、血管や細胞を強化します。

(ビタミンE)

血管の若さを保ちます。

(サポニン)

脂肪を溶かす作用があり、コレステロールが増えるのを防ぎます。

口の中の食べかすを取り除く働きがあり、フラボノイドが口臭を消す作用をします。

(カフェイン)

判断力や記憶力を高めます。

気分転換や疲労回復にも効果的です。

(タンニン)

脂肪の酸化を抑えて、老化防止に役立ちます。

ガンを誘発する細胞の突然変異に対し、その働きを阻止すると言われています。

(ミネラル)

ミネラルの中に含まれる亜鉛が、妊婦の健康の手助けになります。

アルカリ性が、体の酸性への偏りを防いでくれます。

(ガンマ・アミノ酸)

血圧を下げる働きをします。

【2】麦茶と熱中症

熱中症のイラスト

大量の汗をかくことで起こる「熱中症」。
体内の水分量が減り血液がドロドロになって熱失神、熱疲労、熱射病などの症状が起こります。

麦茶の焙煎過程でできる「ピラジン」という成分は、単なる水分補給ではなく、血液を効果的にサラサラにできるといわれています。

また、麦茶はノンカフェインなので、胃にやさしく熱帯夜でも安眠を妨げない特徴があります。

麦茶の抗酸化作用は活性酸素を減らすため、脳卒中や心筋梗塞などの予防効果もあります。

麦茶の商品ページはこちら → 

【3】べにふうきと花粉症

●紅富貴・べにふうき

「紅富貴」は、昭和40年「べにほまれ」をもとにした高級紅茶用品種として
誕生しました。
紅茶にすると色が濃紅色で香気と滋味に優れていています。
また、ウーロン茶などの半発酵茶にすると、渋味は強いものの香気が高く旨味があります。
けれども、緑茶(煎茶)にすると渋味が強ぎる品種です。
最近、メチル化カテキンが含まれていることで注目され、生産量が極めて少ないため、幻のお茶と言われています。

花粉症のイラスト

●メチル化カテキン

緑茶の主要カテキンのエピガロカテキンガレート
(EGCG)の一種でメチル化カテキン(EGCG3Me)と呼ばれるカテキンです。
(独立行政法人 農業技術研究機構 野菜茶業研究所の研究発表より)
メチル化カテキンは、花粉症によるアレルギー症状(鼻水、くしゃみ)などを軽減させることで注目されている成分です。
しかし このメチル化カテキンは「やぶきた」などの品種には存在せず、一部のごく限られた品種にしかありません。
その中でもメチル化カテキンの多さで知られるのが「紅富貴」なのです。

●摂取の仕方

べにふうきは渋みが強く、お茶(煎茶)にはあまり向いていません。
含まれるメチル化カテキンは、茶葉(ティーバッグ)では5分間煮出してやっと約70%お湯に溶け出します。
熱湯に5分蒸らして約50%、1分では約20%とされます。
冷水においては1時間浸してもほとんど溶け出しません。
ですから、茶葉をまるごと摂れるパウダーが飲みやすくおすすめです。

べにふうきの商品ページはこちら →